五感で味わう

五感で味わう鮎の炭火焼き「丘焼」

当苑のお食事処は囲炉裏を設けたお部屋でお召し上がりいただいております。
揖斐の清流で育てた鮎を串焼きに。
鮎の身の内側の水分が竹串によって保たれ、柔らかく、口の中で広がるような食感となります。
この際、係りの者が焼き加減を調節させていただきます。

鮎の炭火焼き
鮎の炭火焼き
鮎の炭火焼き

目の前で鮎が少しずつ焼けていき、時間とともに香ばしい香りを漂わせる。
香りに包まれながら話に花が咲けば、気がつく頃には食べごろです。
お料理に用いる鮎は、調理の直前まで生け簀で管理されています。
良好な鮮度を保った鮎の串焼きの味は良く、外身はパリッと、中身はふわりと、
ヒレまで味わえる当苑の鮎にぜひ、舌鼓をお打ちください。

鮎のご提供期間について

5月から10月末にかけては鮎をご提供できます。
身、骨、共に柔らかく風味が良いため、この時期にお越しになる方は多いです。
また、5月から6月末までは稚鮎の天麩羅も提供可能です。
こちらも柔らかく、風味は苦味を含みますが、凝縮されたうまみが特徴となっております。

鮎と並ぶ味わい「アマゴ料理」

アマゴ料理

淡水魚としては鮎に並ぶと言われる美味しさのアマゴ(サツキマス)も、当苑の自慢の素材です。
鮎同様、串焼きとしてお出ししている他、素揚げやお寿司のように、素材の味を活かすような調理法がございます。
また、味付け味噌を付けて田楽風にした「アマゴの魚田」も、味噌の持つコクがアマゴの身に染み込み、
串焼きなどとはまた違った味わいを堪能できます。

アマゴ料理
アマゴ料理
アマゴ料理
アマゴ料理

冬の醍醐味「ぼたん鍋」

ぼたん鍋
ぼたん鍋

当苑の庭にも雪吊りを掛け、冬支度も整ったころ、猪の肉を用いた「ぼたん鍋」をお出ししております。
猪肉といえば、一般的にはクセの強さ、臭みなどによって、好みの分かれる食材といわれています。
ですが当苑では、若いメスの猪肉を使用しており、独特の臭みが無く食べやすいようにお出ししております。
豚肉に比べてカロリーが低く、しかも食べやすいということで女性のお客様に人気のお料理となっています。

ぼたん鍋
ぼたん鍋

女将オススメの一品

ぼたん鍋以外にも猪の肉を用いた料理をご提供しております。
特に「猪の焼肉」は、女将がお薦めする一品。ぜひ一度ご賞味ください。

※ぼたん鍋のご提供期間は11月~3月末までとなっております。

炭 かつて生活を支えたもの

木炭は、かつては燃料のひとつとして産業分野で使われていました。現在でも料理の際に使われており、長い歴史の中で未だに息づいています。近年、レジャー用・業務用など多様で近代的な木炭が登場しております。ですが当苑は料理に応じて、昔から使われている炭を使い分けております。

地元の良質の炭。
囲炉裏を使った料理だからこそ、料理に応じて炭を変える。
「和」で彩られた当苑が、こだわり続けていることです。