揖斐川の上流、四季によりさくらと紅葉が彩る地、揖斐峡。
川の水と共に流れる緩やかな時間。
その中に佇むように、当苑 揖斐川丘苑がございます。
当苑は、お客様にごゆるりと「和」を感じて頂ける空間を目指しております。
館外と中庭に庭園を設け、「美」と「静」を。
お食事のお席では囲炉裏を使い、「営み」を。
旬の野菜や魚を用いてお料理をお出しし、「食」を。
全ての面において、「古き日本の姿」を追求し、「和」の空間を創出しています。
外を歩けば、揖斐川の表情豊かな流れや木々のささやきに包まれる。
庭園内にある景石や飾石など庭園に込められた和の心を感じれば、時間が切り取られたかのよう。
囲炉裏で召し上がるお食事は、火の揺らめきに目を奪われ、気づけば魚は食べごろに。
伊吹山、夜叉ケ池、関ヶ原。
神話や民話、歴史のあるこの地だからこそ、より日本的な美しさが引き立ちます。
侘び寂びのある時間を、どうぞお過ごしください。
当苑では、お客様がお帰りになる際にお見送りをするという伝統がございます。
この揖斐の地は、『さざれ石』発祥の地、君が代の詩の発祥地ということで、「別れのワルツ」の曲を背景に、日の丸の旗を振り、またのご来苑を願いながら。
当苑は、最後までお客様にお付きします。
岐阜の山中、揖斐川上域の少し奥。静かに来訪者を受け入れる和の空間が存在します。
日本庭園から揖斐峡を望めば、水の音、木々のざわめき、
自然の声があなたに囁きかけます。
日本庭園は、自然の風景を再現しようとして作られています。
そこには、自然と共に生きながら、なおも自然に近づこうとした日本人の心が息づいています。
美しい砂紋と四季折々の彩りを見せる庭園は、限られた空間に凝縮された和の美しさ。
庭先からは揖斐川の渓流を眺めることができ、その雄大さは庭園との対比となり、お互いの美しさを引き立て合います。
揖斐の自然に佇む日本庭園。
日本的な美しさ、その縮図である揖斐川丘苑の趣。
季節の流れを感じる、変わりゆく彩り。
うつろいゆく美の中にある、変わらぬ美の本質。
風流な庭園の様は、まさに雅の一言。
和の彩りと調和を切り抜いた、揖斐川丘苑の中庭。
視覚に自然と入り込む、緑と花々の色彩。
当苑のお食事処は囲炉裏を設けたお部屋でお召し上がり頂いております。
揖斐の清流で育てた鮎を串焼きに。
鮎の身の内側の水分が竹串によって保たれ、柔らかく、口の中で広がるような食感となります。 この際、係りの者が焼き加減を調節させて頂きます。
目の前で鮎が少しずつ焼けていき、時間とともに香ばしい香りを漂わせる。
香りに包まれながら話に花が咲けば、気がつく頃には食べごろです。
お料理に用いる鮎は、調理の直前まで生け簀で管理されています。
良好な鮮度を保った鮎の串焼きの味は良く、外身はパリッと、中身はふわりと、ヒレまで味わえる当苑の鮎に是非、舌鼓をお打ち下さい。
5月から10月末にかけては鮎をご提供できます。
身、骨、共に柔らかく風味が良いため、この時期にお越しになる方は多いです。
また、5月から10月末までは稚鮎の天麩羅も提供可能です。
こちらも柔らかく、風味は苦味を含みますが、凝縮されたうまみが特徴となっております。
淡水魚としては鮎に並ぶと言われる美味しさのアマゴ(サツキマス)も、当苑の自慢の素材です。
鮎同様、串焼きとしてお出ししている他、素揚げやお寿司のように、素材の味を活かすような調理法がございます。
また、味付け味噌を付けて田楽風にした「アマゴの魚田」も、味噌の持つコクがアマゴの身に染み込み、串焼きなどとはまた違った味わいを堪能できます。
アマゴの提供期間は11月から4月末まで
ぼたん鍋の提供期間は11月から3月末まで
当苑の庭にも雪吊りを掛け、冬支度も整ったころ、猪の肉を用いた「ぼたん鍋」をお出ししております。
猪肉といえば、一般的にはクセの強さ、臭みなどによって、好みの分かれる食材といわれています。
ですが当苑では、若いメスの猪肉を使用しており、独特の臭みが無く食べやすいようにお出ししております。
豚肉に比べてカロリーが低く、しかも食べやすいということで女性のお客様に人気のお料理となっています。
ぼたん鍋以外にも猪の肉を用いた料理をご提供しております。
特に「猪の焼肉」は、女将がお薦めする一品。是非一度ご賞味ください。
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当苑では季節に応じた旬の素材を使用した日本料理をお出ししております。季節に寄って変わるお料理をお楽しみください。
お客様がいらしたその時、最も味の良いものを選ばせていただきます。ご紹介した鮎、アマゴなども使用しております。
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木炭は、かつては燃料のひとつとして産業分野で使われていました。
現在でも料理の際に使われており、長い歴史の中で未だに息づいています。
近年、レジャー用・業務用など多様で近代的な木炭が登場しております。
ですが当苑は料理に応じて、昔から使われている炭を使い分けております。
地元の良質の炭。
囲炉裏を使った料理だからこそ、料理に応じて炭を変える。
「和」で彩られた当苑が、こだわり続けていることです。
繊細で優美。純日本風の建築。調度品にもこだわりを。
色艶すら感じる和の情緒あふれる空間で、お客様をおもてなしいたします。
日本人なら感じずには居られない、あたたかさとやさしさ、奥ゆかしさと艶やかさ。
自然とゆるやかに感じる時間の流れの中で、心ゆくまでお寛ぎください。
当苑は建物を中心に日本庭園が広がっており、庭園の手入れも庭師によって定期的に行い、美観を損なわぬよう務めております。
ご宿泊の最中に、少しだけお時間が出来た。
そういった折には、庭園を散策されてみてはいかがでしょうか。
館から離れ、渡り廊下を渡った先に、お風呂用の離れがございます。普段なら渡り廊下を通ることはご面倒かもしれません。
しかし、この空間ではそれすらも趣深く感じられます。情緒ある庭園を横目に、湯上がりで火照った体を風で冷ますように歩くのも、また趣に満ちた過ごし方ではないでしょうか。
浴室は大浴場、中には大窓を設置しており、お風呂に浸かりながら揖斐川や川辺の木々を眺められます。
当苑の庭園とは違った、揖斐の地の自然な姿の緑と水の流れを楽しめます。
水のうねりや飛沫を上げながら流れる川の様子は、どこか人の生き様を思わせるのではないでしょうか。
物思いに耽りながら湯に浸かれば、不思議と時間を長く感じてしまいます。
湯と思い出に浸り、体と心の疲れをお取りください。
お食事には、専用の囲炉裏の間をご用意しております。
それぞれ個室になっておりますので、ごゆるりとお食事をお楽しみいただけます。
川魚を串に通して囲炉裏焼きにするのが、当苑の特徴となっております。
この際、担当者が付き添い、焼き加減を調節しますので、安心してお召し上がりいただけます。
普段の生活では目にすることが少ない、炭による自然的な火。
時折、儚げに揺らめきながらも、輝きと温もりを与えてくれる、優しい火の煌き。
人の営みと常に共にあった火への想いを、この囲炉裏で感じて頂ければ幸いです。
和の空間で和食を召し上がり、庭園の優雅な様を堪能する。
日本人で良かった、と思えるような「味」をお楽しみください。
お客様にお過ごし頂く、当苑のお部屋でございます。
調度品などにもこだわり、あたたかな「和」の中でお寛ぎいただけます。
広さは12.5畳。ご家族やお仲間などと、のびのびと羽を伸ばしてお休みください。
各部屋、窓の外にそれぞれ専用の中庭をご用意しており、プライベートな時間でも眺めることができます。
座りながら、足を伸ばしながら、横になりながら。
寛ぎの中で緑に目をやれば、自然と心が落ち着いてくるのではないでしょうか。
【受付時間】昼/11:30~14:00、夜/16:30~19:00
5,500円コース (サービス料・税込6,958円) |
6,500円コース (サービス料・税込8,223円) |
8,500円コース (サービス料・税込10,753円) |
10,000円コース (サービス料・税込12,650円) |
※上記はサービス料・税込みの料金になります。
※その他のお料理、飲料にもサービス料15%がかかります。
※アマゴ料理については4,500円(税込4,950円)から承っております。
※部屋代のお知らせ
3時間を超えると、別途 部屋代をいただきます。(1時間 3,000円~)
部屋の大きさにより異なりますので、ご不明な点はおたずねください。
・会席料理(通年)
・あまご会席料理(11月~4月)
・あゆ会席料理(5~10月末まで)
・ぼたん鍋(11月~3月末まで)
ご利用人数 | 夏季【5~10月】 | 冬季【11~4月】 |
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6人 | 17,500円 (税込19,250円)~ |
17,500円 (税込19,250円)~ |
5人 | 17,500円 (税込19,250円)~ |
17,500円 (税込19,250円)~ |
4人 | 17,500円 (税込19,250円)~ |
17,500円 (税込19,250円)~ |
3人 | 18,500円 (税込20,350円)~ |
18,500円 (税込20,350円)~ |
2人 | 19,500円 (税込21,450円)~ |
19,500円 (税込21,450円)~ |
※プラス2,500円(税込2,750円)~お料理内容を変更することができます。
※季節の献立等、お好みに合わせてお料理を変更することができます。 お気軽にお問い合わせくださいませ。(料金は上記の基本料金から変動)
揖斐川の治水を目的に建設された、日本最大級の多目的ダムです。多目的ダムを除き、全てのダムで数えても黒部ダムにつぐ規模となっています。揖斐川の水量維持や、周辺地域への水の供給など、様々な役目を担っています。
華厳寺(けごんじ)は33ヶ所の観音信仰の場である「西国三十三所」の33番目、つまり結願の寺です。これは観世音菩薩が人々を救う際に、33の姿に変わるという信仰に由来し、33ヶ所の霊場を巡り、極楽を目指すというものです。本尊の秘仏十一面観音像をはじめ、本尊を護る毘沙門天像、不動明像など重要な文化財も多い寺社となっています。また、紅葉の名所でもあり、季節には観光客で賑わいます。
舎利堂には谷汲村横蔵出身の妙心上人の即心仏(ミイラ)が祀られています。他にも瑠璃殿には優美な大日如来坐像、不思議な怒りの表情の深沙大将立像など、数多くの重要文化財が収蔵されています。また、こちらも紅葉の名所であり、季節には「横蔵寺もみじまつり」が開催されます。
揖斐川町春日、伊吹山の登山口にある公園です。本来「さざれ石」とは、小さな石の事を指しますが、ここで祀られているのは、小さな石が集まり、隙間を固めて出来た大きな石です。国歌「君が代」に詠まれているさざれ石は、このさざれ石ではないか、と言われており、県の天然記念物として指定されています。
西平ダムの建設によってできた人造湖を中心とした、揖斐川中流の渓谷です。揖斐・関ケ原・養老の国定公園に指定されており、ヤマザクラや紅葉の名所です。飛騨・美濃紅葉三十三選のひとつに選ばれています。
初心者からからお子様に安心のゲレンデや、初心者スノーボーダーに最適な練習バーン、ボードパークも設置されています。初心者から上級者までぜひ一度お越し下さい。
朝鳥公園は、小島山麓にあり桜の名所として有名です。また、キャンプ場としても整備されており、夏にはアウトドア目的の観光客が多く訪れます。
揖斐祭りは、5月1日~5月5日まで開催されており、祭りの本楽は5日です。特に、華やかな芸山とその上で演じられる子供歌舞伎は、この祭りの見どころとなっています。
郷土の武将の資料や石船、漁具など先人たちの暮らしを伝える資料約5000点が保存・展示されています。
城台山公園内に設けられており、歴史民族資料館から揖斐城址までの約1.2kmの散策道となっております。20基の文学碑が立てられており、自然散策と歴史探訪の両方を楽しめます。